ドンナイ省の14億ドル規模の発電所が、正式に国家送電網に接続

​(CTT-ドンナイ) 2月5日正午に、ニョンチャッ県のニョンチャック3発電所が、正式に同期され、初めて国の送電網に接続されました。​

ベトナム国営石油ガスグループのリーダー、ベトナム石油ガス発電公社（JSC）のリーダー及び電力プロジェクト管理委員会のリーダー達は、プロジェクトが国家送電網に接続された瞬間に歓喜した。

ニョンチャック3発電所 と ニョンチャック4発電所は、ベトナムで初めて液化天然ガス（LNG）を使用する発電所プロジェクトであり、総発電容量は1,500～1,600MW、総投資額は、14億米ドルです。

このプロジェクトは、首相により投資が承認されました。商工省が基本設計を審査し、ベトナム石油ガス発電公社（PV Power）が投資者となりました。現在までに、プロジェクトは、ほぼ 96% の進捗に達しており、多くの項目が完了し、本日から正式に運用が開始されています。​

ニョンチャック3及びニョンチャック4発電所プロジェクト概要

これらのプロジェクトが稼働すれば、年間約90億kWhの電力が国の電力システムに追加され、エネルギー安全保障の確保、ネットゼロ目標の実現、ベトナム電力計画VIIIに従ったガス火力発電プロジェクトの開発促進に貢献することになります。

ドンナイ省にとって、このプロジェクトの稼働は、同省（国内第4位の電力消費地）のエネルギー安全保障の確保に貢献し、年間数千億ドンの予算増をもたらすとともに、地元住民の雇用を創出し、周辺地域における工場運営に関連するサービスの開発を促進することになっています。